マレーシア2大モスクを制覇!インスタジェニックな通称“ピンクモスク” ―プトラモスク―
こんにちは。“適度に都会で、足を伸ばせばリゾートもある”というバランス感もマレーシアの魅力の一つだと思っている私です。しかしながら、周辺の東南アジア諸国と比較すると「これといった観光名所が無いのでは?」なんて思われてしまうのは心外。3つの民族が入り混じるムスリムの国マレーシアには、日本人にはなかなか馴染みのないムスリムのお寺“モスク”がいたるところに存在しています。中でも観光名所として有名なのが“ブルーモスク”と“ピンクモスク”と呼ばれる2つの有名なモスク。今日はピンクモスクとして知られる「プトラモスク」をご紹介します。
政治の中枢「プトラジャヤ」
日本で政治の街と言えば霞ヶ関ですよね。各省庁が立ち並び、駅を降りると厳かな雰囲気が広がります。ここマレーシアで政治の街と言えばプトラジャヤ。プトラジャヤも、このエリアに差し掛かるとどことなく落ち着きのある整然とした印象を受けます。写真はピンクモスクを背に撮影した首相官邸(ペルダナ・プトラ)です。このピンクモスク周辺にはマレーシア人にとって非常に大切な建造物が密集しているのです。
女性は「ヒジャブ」必須!ムスリムに敬意を払う服装を心がけて
出典:https://tabinaka.co.jp/magazine/articles/31928
ムスリムの方々のお祈り場所モスクに訪れる際は、たとえ観光目的であっても肌の露出を抑えた服装でないといけません。特に女性はモスク入場時に身体と頭を覆い隠すヒジャブの着用が求められます。男性の場合は半ズボンでない限りうるさくは言われないようです。
ムスリムの方々のお祈り場所モスクに訪れる際は、たとえ観光目的であっても肌の露出を抑えた服装でないといけません。特に女性はモスク入場時に身体と頭を覆い隠すヒジャブの着用が求められます。男性の場合は半ズボンでない限りうるさくは言われないようです。
観覧費用は完全無料!
ブルーモスクにも言えることですが、ここピンクモスクの入場料は完全フリー。ヒジャブを借りる際にも費用は一切かかりません。こんなに素晴らしい歴史的建造物を無料で拝めるなんてとても贅沢ですよね。
基本的にはどこで写真を撮っても構わないので(お祈りしている人がいる場合は騒音などに配慮しましょう)、お得に素敵な思い出ができそうですね。
基本的にはどこで写真を撮っても構わないので(お祈りしている人がいる場合は騒音などに配慮しましょう)、お得に素敵な思い出ができそうですね。
美しいステンドグラスや湖ビューにうっとり
ピンクモスクを訪れた人が必ずと言って良いほど絶賛するのがピンクモスクの中から見える美しい幾何学模様のドームとステンドグラス。濃い赤に近いピンクと淡いピンクのコントラストが綺麗です。色がピンクなので非常に可愛らしい印象も受けますが、それでいて堂々としており、確かな歴史を感じます。
大きなシャンデリアのような灯りが設置されています。大きな真珠のような作りで美しいですよね。
観覧場所にはこのように赤いベルトで仕切られており、本来のお祈り目的以外の観光客の中心部への立ち入りを制限しています。中を見ると本当にお祈りしているムスリムの方々がたくさんいらっしゃいました。
風が吹き抜ける対岸の風景も必見!
モスクの敷地内をぐるっと歩くと、プトラジャヤ湖越しに気持ちのよい風景が広がっています。気温自体はKL中心部同様30度前後なので決して涼しいとは言えないのですが、吹き抜ける風と見晴らしの良い水辺の風景が相まって、どことなく涼しく過ごしやすい感じがしました。
建物だけでなく、周囲を取り囲む自然も相まって非常に良い雰囲気を醸し出します。ムスリムの建造物は日本人に馴染みがない分、非常に興味深くその美しさには目を奪われます。
しっかり知識をつけたい人・詳しく歴史を知りたい人向けにも
モスクの中には、このように、たくさんのパネルが置いてあります。イスラム教の成り立ちやお祈りの際の作法・ムスリムの教えなどが記されています。マレー語だけではなく英語で記載されているものがほとんどなので興味のある人はぜひ詳しく見てみてください。
「そもそもイスラムって?」など、知っているようで知らなかったこと等、興味が湧きますよね。
ムスリムの方でなければ知らないであろう、正しいお祈りの作法についても詳しく知ることが出来ます。
KLからのアクセスは車で約30-40分
マレーシアを訪れた際には一度は行ってみてほしいピンクモスク。KL宿泊の方にとっては、多少アクセスが悪いかもしれません。
■アクセス
KL市内から電車の場合:KLセントラル駅からKLIAへ向かう高速列車KLIA TRANSITで約20分。プトラジャヤ駅からタクシーで向かいます。
KL市内からバスの場合:チャイナタウンの北側、マイディン(Mydin)というバスターミナルから500番のバスでプトラジャヤ駅まで50分。駅からタクシーになるので、KLIAトランジットまたは最初からタクシーを使ってしまう方が便利かもしれません。
車の場合:高速を活用して30分~40分
※KLIA空港から向かう場合の行き方を詳しく記載しているサイトがありますのでご紹介します。
タビナカマガジン:https://tabinaka.co.jp/magazine/articles/31928
■見学可能時間
土曜日~木曜日:9:00-12:30・14:00-16:00・17:30-18:00
金曜日:15:00-16:00・17:30-18:00
※金曜日はお祈りの日なので要注意です。
■アクセス
KL市内から電車の場合:KLセントラル駅からKLIAへ向かう高速列車KLIA TRANSITで約20分。プトラジャヤ駅からタクシーで向かいます。
KL市内からバスの場合:チャイナタウンの北側、マイディン(Mydin)というバスターミナルから500番のバスでプトラジャヤ駅まで50分。駅からタクシーになるので、KLIAトランジットまたは最初からタクシーを使ってしまう方が便利かもしれません。
車の場合:高速を活用して30分~40分
※KLIA空港から向かう場合の行き方を詳しく記載しているサイトがありますのでご紹介します。
タビナカマガジン:https://tabinaka.co.jp/magazine/articles/31928
■見学可能時間
土曜日~木曜日:9:00-12:30・14:00-16:00・17:30-18:00
金曜日:15:00-16:00・17:30-18:00
※金曜日はお祈りの日なので要注意です。