【Melaka(マラッカ)歴史紀行】

こんにちは。桜リクルート社のMr.Aです。
今回は数か月前に行きましたマラッカ(マレー語名:ムラカ)歴史紀行を投稿致します!

マラッカは1400年にマラッカ王国が誕生した、マレーシア最古の街です。
その後は500年以上にわたって、ポルトガル・オランダ・イギリスに支配されて
きた街で、さまざまな文化が融合する風情ある古都で世界遺産にも登録されています。
下の写真は、マラッカ市街地を流れるマラッカ川クルーズの遊覧船です。
9キロに渡って古都を眺めるリバークルーズを楽しめます。
(時間:45分ほど、料金:平日大人RM10.6、週末RM15.9。子供は半額。)

歴史紀行なので、写真のサンチャゴ砦内にある史跡をご案内します。
サンチャゴ砦は、ポルトガル統治時代に東西貿易の重要拠点として建造された要塞です。
当時は丘を利用した堅固な要塞だったようです。

サンチャゴ砦の隣にある、オランダ統治時代建物のキリスト協会です。
教会前はマラッカのシンボル的広場である、オランダ広場(Dutch Square)
です。

サンチャゴ砦の丘の上には、ポルトガル統治時代に建てられた
セント・ポール教会があります。
写真は日本でも有名なザビエルの像になります。
ザビエルはマラッカで、鹿児島出身の日本人ヤジローと出会い
ヤジローを道案内として鹿児島に上陸し、日本で初めてキリスト教(カトリック)
を布教しました。
ザビエルは死後、右手をローマ法王に捧げたと言われていますが、
のちに落雷があり、像の右手も消失したそうです。

セント・ポール教会近くの高台から、マラッカ海峡を眺めることができます。
かつての大航海時代に想いをはせて、少し感傷的になります。
マラッカは東西貿易の拠点として、インドのゴアとともに栄えましたが
イギリス統治下では、その役割をペナン島に譲ることとなりました。

マラッカは他にもチャイナタウンのジョンカー・ストリートなど、
見どころがあります。
また中華系/マレー系民族融合の象徴ともいわれる、ニョニャ料理や
チキンライスの美味しいお店もあります。
是非ともマラッカを楽しんでみてください。

その他情報
KL中心部からの距離:約160km
車での所要時間:約2時間
公共交通機関:KL・TBSバスステーションより直行バスあり
 
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